agu_NEXT(アグネクスト)代表パーソナルトレーナーの安久 友規(アグユウキ)です。
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私たちが歩く・走る・しゃがむなど、日常のあらゆる動作に関わる「股関節」。
体の中でも特に大きな関節であり、上半身と下半身をつなぐ関節ともいえる部分です。
ここでは、股関節の構造と働きについて分かりやすく説明します。

ヨガジャーナルオンラインより画像引用
股関節は「骨盤の寛骨臼(かんこつきゅう)」と「大腿骨の骨頭(こっとう)」で構成されています。
大腿骨の丸い骨頭が、骨盤のくぼみである寛骨臼にはまりこむことで、しっかりと安定しながらも広い動きを可能にしています。
このような形の関節を「球関節(きゅうかんせつ)」と呼びます。
また、股関節の周りは強力な靭帯や筋肉によって支えられています。

北京堂鍼灸 より画像引用
代表的な靭帯には次のようなものがあります。
• 腸骨大腿靭帯(ちょうこつだいたいじんたい):体の前側にあり、股関節の過伸展を防ぐ
• 恥骨大腿靭帯(ちこつだいたいじんたい):内側を支える
• 坐骨大腿靭帯(ざこつだいたいじんたい):後ろ側を支える
これらの靭帯や筋肉が、股関節を安定させる役割を果たしています。
股関節は、体の中でも特に多方向に動かすことができる関節です。
主な動きと、それに関わる筋肉は以下の通りです。


このように、股関節は前後・左右・回旋と、あらゆる方向に動かせることが特徴です。
股関節の柔軟性が低下したり、歪みが生じると、次のような不調が起こりやすくなります。
• 腰痛や膝痛が出やすくなる
• 骨盤が歪み、姿勢が崩れる
• 下半身のむくみや冷えにつながる
股関節の動きは、歩行や姿勢の安定だけでなく、ボディラインにも影響します。
そのため、日頃からストレッチや軽い運動で柔軟性を保つことが大切です。
股関節は、体の中心であり動きの土台を支える重要な関節です。
安定性と可動性のバランスを保つことで、日常動作やトレーニングのパフォーマンスが向上します。
日々のストレッチや正しい姿勢や正しいトレーニングを意識して、健康で柔軟な股関節を目指しましょう。
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