2025/11/05

膝について agu_NEXT代表 京都パーソナルトレーナー 安久 友規 アグユウキ

agu_NEXT(アグネクスト)代表パーソナルトレーナーの安久 友規(アグユウキ)です。

 

 

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「膝の構造と働き|知っておきたい関節の仕組み」

 

 

 

①膝はなぜ大切なのか

 

 

• 日常生活でもスポーツでも負担が大きい関節であるため。

 

 

• 膝痛・ケガが多いのは構造が複雑だから。

 

 

• 正しく理解することで「予防」「パフォーマンスアップ」に繋がる。

 

 

②膝関節の基本構造

 

 

膝(ひざ)関節のしくみ|関節とは | 人工関節と関節痛の情報サイト 【関節が痛い.com】

【関節が痛い.com】から画像引用

主な骨の名称

 

 

大腿骨(だいたいこつ):太ももの骨。

 

 

脛骨(けいこつ):すねの太い骨。

 

 

膝蓋骨(しつがいこつ):前面にある小さな骨。

 

 

③膝の主な靭帯とその働き

 

 

膝靭帯損傷 (ひざじんたいそんしょう)とは | 済生会

済生会より画像引用

 

 

不安定な膝の安定性を保つために、4本の靭帯の説明。(他にも靭帯はあります)

 

 

前十字靭帯ACL:脛骨が前に出すぎるのを防ぐ。

 

 

後十字靭帯PCL):脛骨が後ろにずれるのを防ぐ。

 

 

内側側副靭帯MCL):内側からの衝撃を防ぐ。

 

 

外側側副靭帯LCL):外側からの衝撃を防ぐ。

 

 

ちなみにACL損傷はスポーツで最も多いケガの一つと言われています。

 

 

④半月板(はんげつばん)の役割

 

 

半月板損傷症状チェック|膝の痛みや違和感のセルフ診断と早期対処法 | 「さかぐち整骨院 -枚方市-」枚方市で口コミ評価NO.1

さかぐち整骨院 から画像引用

 

 

• 膝関節の間にあるクッションの役割

 

 

衝撃吸収、関節の安定、滑らかな動きのサポート。

 

 

• 断裂したり変形すると痛み・引っかかり・可動制限が起こる。

 

 

⑤膝の動き(作用)

 

 

ヒザの解剖学 – McDavid|サポータ-ブランドのマクダビッド オフィシャルサイト

McDavid|サポータ-ブランドのマクダビッド オフィシャルサイトから画像引用

 

 

 

膝関節の主な動きは以下(内旋、外旋)作用もあります。

 

 

屈曲(曲げる):ハムストリングスが主に働く。

 

 

伸展(伸ばす):大腿四頭筋が主に働く。

 

 

さらに、軽い回旋(内・外旋)も可能で、柔軟な動作を支える。

 

 

⑥膝の働きをサポートする筋肉

 

 

• 大腿四頭筋(太ももの前)→ 膝を伸ばす。

 

 

• ハムストリングス(太ももの裏)→ 膝を曲げる。

 

 

腓腹筋(ふくらはぎ)→ 膝の屈曲に補助的に関与。

 

 

レッグカールの時にふくらはぎを使うのはこの作用のためです。

 

 

⑦膝を守るためのポイント

 

 

• 正しいフォームでの運動(特にスクワットやランジ)。

 

 

スクワットの時の動作中の膝にかかる衝撃は4倍〜6倍

 

 

ランジの時の動作中の膝にかかる衝撃は4倍〜8倍

 

 

• 太もも・お尻・体幹の筋力バランスを整える。

 

 

柔軟性を保ちウォームアップクールダウンを怠らない。

 

 

⑧まとめ

 

 

膝は動かす事ができて体を支えることの両方を担う繊細な関節です。

 

複雑な構造であることを理解し、筋肉と靭帯を大切に扱うことで、膝を長く健康に保つ事ができます。

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