2025/08/19

筋肉について③ agu_NEXT代表 京都パーソナルトレーナー 安久 友規 アグユウキ

agu_NEXT(アグネクスト)代表パーソナルトレーナーの安久 友規(アグユウキ)です。

 

 

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筋肉の構造と筋肉細胞

 

 

筋トレや運動をするうえで「筋肉を大きくしたい」「持久力を高めたい」と思ったことはありませんか?

 

 

その答えを知るカギは、筋肉の仕組みと細胞レベルでの特徴にあります。今回は 筋肉の構造・筋細胞をわかりやすく解説します。

 

 

筋肉の種類

 

 

人間の体にある筋肉は大きく3種類に分かれます。

 

 

• 骨格筋 (骨に付着し、自分の意思で動かせる筋肉

 

 

(トレーニングで鍛えるのはこれです)

 

 

• 心筋(心臓を動かす筋肉。)

 

 

休むことなく働き続け、自分の意思では動かせない。

 

 

• 平滑筋( 内臓や血管を動かす筋肉。消化や血流を調整する。)

 

 

もう少し詳しく知りたい方はこちらをクリック

 

 

骨格筋の構造

 

 

骨格筋はたくさんの細長い細胞の束でできています。

 

 

外側から内側(筋原繊維→筋繊維→筋束→筋肉)の順番になっています。

 

 

さらにその中には「筋原線維」があり、その中にある アクチンミオシン というタンパク質が滑るように動いて、筋肉は伸び縮みします。

 

 

筋肉をもっと知ろう! ~筋肉の基本① 構造~ │ 生活習慣病を予防する 特定非営利活動法人 日本成人病予防協会

 

 

筋線維タイプ(速筋と遅筋と中間筋)

 

 

骨格筋を構成する筋線維には大きく3種類があります。

 

 

1. 遅筋線維(タイプI線維)

 

 

• 特徴:酸素を使ってエネルギーを生み出す。疲れにくく持久力がある。

 

 

• 色:赤っぽい(ミオグロビンが多いため)。

 

 

• 得意:長距離(マラソンやウォーキングボディパンプなど持久系運動。

 

 

2. 速筋線維(タイプII線維)

 

 

• 特徴:瞬間的に大きな力を出せるが、すぐに疲れやすく回復に時間がかかる。

 

 

1セットのトレーニングのレスト(休憩が3〜5分)くらいかかる人もいます

 

 

• 色:白色に近い。

 

 

• 得意:短距離走、ウエイトリフティング、ジャンプなど瞬発的で爆発的な動作

 

 

※さらに速筋はIIa型(中間タイプ)とIIx型(瞬発力特化タイプ)に分けられます。

 

 

もう少し詳しく知りたい方はこちらをクリック

 

 

トレーニングと筋線維

 

 

• 筋トレで大きくなるのは主に中間繊維 、速筋線維

 

 

高重量・低回数の刺激で発達しやすい。

 

 

性別や人種(人によって)元々、身体についている筋繊維の種類の割合が違う。

 

 

(速筋繊維の割合が元々多いDNAの選手に、瞬発力の競技に勝つには相当難しいですね)

 

 

 

• マラソンやサイクリングで活躍するのは 遅筋線維

 

 

軽重量・高回数の刺激で発達しやすい。

 

 

軽い負荷で長時間動かすことで強化され脂肪をエネルギーに変えやすい。

 

 

まとめ

 

 

筋肉は「筋繊維という細胞の束」でできており、その中で分子レベルの仕組みが働いて力を生み出しています。

 

 

さらに筋繊維には「速筋」と「中間」「遅筋」があり、それぞれ得意分野が違いどの「筋繊維を鍛えるか」でも体の変化は変わってきます。

 

 

人によって速筋、中間筋、遅筋の割合は生まれつき異なりますが、トレーニング次第である程度の適応は可能です。

 

 

トレーニングの効果を高めるには、筋肉の構造や細胞の特徴を理解したうえで、自分の目的に合わせた刺激を与えることが大切です。

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