agu_NEXT(アグネクスト)代表パーソナルトレーナーの安久 友規(アグユウキ)です。
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ドクターズフィットネス診療所にて「Doctor’s Fitness Academy」を無事に卒業いたしました。
講師は循環器内科医の 宮脇 大 先生。
「医療と運動をつなぐ、信頼されるトレーナーへの道」をテーマに、医師の意図を理解し、現場で選ばれる専門家になるための学びを深めました。
近年、「メディカルフィットネス」という言葉が注目されつつあります。
健康運動指導士や医療系資格を持つトレーナーと、病院や診療所などの医療機関が連携するケースが少しずつ増えてきました。
しかし、僕自身、日々トレーナーとして現場に立つなかで「感覚的な判断」で済ませてしまっていたことや、知識があいまいな部分があることに気づくことがありました。
お客様から健康に関する質問を受けたときに、正しい知識と自信を持って答えられる存在でありたい!
そのためには体系的に学び直す必要があると感じ、受講を決意しました。
約3か月間で学んだのは、医療と運動指導をつなぐために不可欠な幅広い分野です。
• 生活習慣病や循環器系の基礎知識
高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病と、心臓や血管の健康との関係について。
• 健康状態の評価と運動処方の基本原則
メディカルチェックの重要性、運動負荷の設定方法、安全な運動プログラム作成のポイント。
• 自律神経・睡眠・戦術的リカバリー
疲労回復のための実践的アプローチや、日常生活での睡眠改善法など。
これらの知識を医師の視点から学べたことで、「なぜその運動が必要なのか」「どんなリスクがあるのか」を医学的根拠に基づいていることの重要性を学びました。
正直なところ、最初は「難しそうでついていけるだろうか…」という不安がありました。
ですが、宮脇先生は専門的な内容もわかりやすく噛み砕いて説明してくださり、少しずつ理解を深めることができました。
毎回の講義で新しい発見があり、学びを通して「知っているつもり」だったことが実は全く根拠のない知識だったと気づかされる瞬間も多くありました。
特に、正しい知識を持たないまま指導することの危うさを改めて実感しました。
お客様の健康に関わる以上、トレーナーは常にアップデートされた知識と責任感を持つ必要がある。
その思いがより一層強くなりました。
今回の学びをきっかけに、僕の中でトレーニング指導は単なる運動指導ではないという意識がさらに深まりました。
お客様一人ひとりの生活習慣・既往歴・体調の変化を踏まえて、安全で効果的なプランを提案できるトレーナーを目指していきます。
そして今後は、地域の医療機関との連携も視野に入れながら、医療と運動をつなぐ架け橋として活動していきたいと考えています。
健康寿命を延ばすサポートを軸に、これからも学び続け、現場で生かしていきます。
今回の学びはゴールではなく、ここからがスタートです。
より多くの方に、安心して運動を続けてもらえる環境づくりに取り組んでいきます。
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