2025/05/11

筋肉の動かし方 agu_NEXT(アグネクスト)代表 安久 友規(アグユウキ)

agu_NEXT(アグネクスト)代表パーソナルトレーナーの安久友規(アグユウキ)です。

 

 

前回のブログでは、トレーニングの基本である原則についての内容でした。

 

 

今回は、筋肉にもただ動かすだけではなく動かし方にも特徴があり、その説明をしていきます。

 

 

筋肉を鍛えるといっても、実はその「動かし方」によって得られる効果は大きく異なります。

 

 

僕たちパーソナルトレーナーは動かし方によって内容をプログラムすることは良くあります。

 

 

今回は、筋肉の収縮様式の違いに注目し、(短縮性収縮)、(伸張性収縮)(等尺性収縮)について詳しく解説します。

 

 

1. 筋肉の収縮様式とは?

 

 

筋肉は、主に次の3つの動かし方(収縮様式)があります

 

 

• コンセントリック(短縮性収縮):筋肉が縮みながら力を発揮する。

 

 

例:ダンベルを持ち上げるときの上げ動作。

 

 

• エキセントリック(伸張性収縮):筋肉が伸びながら力を発揮する。

 

 

例:ダンベルをゆっくり下ろすときの動作。

 

 

• アイソメトリック(等尺性収縮):筋肉の長さを変えずに力を入れる。

 

 

例:スクワットでしゃがんだまま我慢する。

 

 

サルでもわかる、伸張性収縮(エキセントリック収縮)の特徴 - 陸上競技の理論と実践~Sprint & Conditioning~

 

2. それぞれのトレーニングの特徴

 

 

コンセントリック 短縮性収縮

 

 

•エキセントリック収縮よりも筋損傷が少ないですがケガのリスクも少ない。

 

 

乳酸も溜まりやすく筋肥大にも有効。

 

 

スピードを必要とし、瞬発力を意識したトレーニングに適している。

 

 

エキセントリック 伸張性収縮

 

 

•コンセントリック収縮に筋損傷が大きく筋肥大しやすい。(ケガのリスクもあります)

 

 

筋肉への疲労が大きく回復にも時間がかかる。

 

 

アイソメトリック 等尺性筋収縮

 

 

 

• 筋力を特定の角度で高めやすく、関節角度が変わらないためその姿勢での筋力が強化されます。

 

 

• 関節への負担が少ないのが特徴で、動きがほぼないためリハビリや高齢者にも向いているトレーニング方法です。

 

 

•一定時間力を入れ続けるため、精神的な集中力を高めます。(ボディビル)のような競技には必ず必要です!!一箇所だけでなくいろんな場所を一気にアイソメトリックするのは本当にすごいですね。

 

 

3.他の収縮様式と組み合わせ

 

 

コンセントリックやエキセントリックと組み合わせることで、より効果的に筋力アップや筋肥大が狙えます。

 

 

「下げる→5秒止める→上げる」という動作を意識して行うスクワットなど。

 

 

 

まとめ

 

筋肉の動かし方を理解すると、同じトレーニングでも得られる効果が変わってきます。

 

今回紹介したトレーニング方法も、日常的に取り入れやすく、安全に筋力アップを狙える方法です。

 

自分の目的や体力に合わせて、うまく取り入れていきましょう!

 

膝や腰痛に悩んでいてどんなトレーニングしたら良いかわからないなどお悩みのある方はパーソナルトレーニングをおすすめします。

 

下記の公式ラインからご連絡ください。

 

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