2025/04/30

②栄養素(脂質) agu_NEXT(アグネクスト)代表 安久友規(アグ ユウキ)

agu_NEXT(アグネクスト)代表パーソナルトレーナーの安久友規(アグユウキ)です。

 

 

【健康とダイエットに不可欠】脂質の役割と必須脂肪酸とは?

 

 

脂質と聞くと太る」「悪いもの」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、脂質は私たちの身体にとって欠かせない栄養素です。

 

 

今回は、脂質の基本的な役割から、体内で合成できない必須脂肪酸についてまで、わかりやすく解説します。

 

 

■ 脂質とは?

 

 

 

脂質は、三大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質)のひとつで、1gあたり9kcalと高いエネルギーを持ちます。

 

 

主に以下のような役割があります。

 

 

• エネルギー源として利用される

 

 

• 細胞膜やホルモンの材料になる

 

 

• 脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収を助ける

 

脂溶性ビタミンについて | 小山市でダイエットに強いBODY UP DATE

 

 

• 体温の維持や臓器の保護

 

 

名古屋ハートセンター

 

 

■ 脂質の種類と特徴

 

 

脂質には大きく分けて以下の種類があります。

 

1. 飽和脂肪酸(主に動物性脂肪に多い)

 

 

• 常温で固まりやすい

 

 

• 摂りすぎると悪玉コレステロール(LDL)が増加し、動脈硬化のリスクが上がる。

 

 

2. 不飽和脂肪酸(主に植物油や魚油に多い)

 

 

• 常温で液体

 

 

• 血中の悪玉コレステロールを(LDL)を減らす。

 

 

・善玉コレステロールを維持(HDL)

 

 

■ 脂質とタンパク質の関係性

 

 

筋肉の材料となるのはタンパク質ですが、それを効率よく合成・修復するには脂質の存在が不可欠です。

 

 

● 脂質が関わる重要なホルモン

 

 

テストステロン(筋肉合成に関与)

 

 

成長ホルモン脂肪分解と筋肉成長の促進)

 

 

これらのホルモンの材料には脂質(特にコレステロール由来のステロイドホルモン)が必要であり、極端な低脂質食は筋トレの効果を落とす原因になります。

 

 

■ 必須脂肪酸とは?

 

 

必須脂肪酸とは、体内で合成することができず、食事から摂取する必要がある脂肪酸のことを指します。

 

 

主に次の2つがあります

 

 

● オメガ3脂肪酸

(α-リノレン酸、EPA、DHAなど)

 

 

• 青魚や亜麻仁油、チアシードなどに含まれる

 

 

• 炎症を抑える、血液をサラサラにする、脳や心臓の健康を守る

 

 

● オメガ6脂肪酸(リノール酸など)

 

 

• サラダ油、大豆油、コーン油などに含まれる

 

 

• 体の成長や免疫機能に関与

 

 

• ただし摂りすぎると炎症を促す可能性があるため、オメガ3とのバランスが大切

 

 

■ 脂質摂取で気をつけるポイント

 

 

• 質を意識する飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は控えめに、オメガ3などの不飽和脂肪酸を積極的に摂る。

 

 

• バランスが重要: オメガ6:オメガ3は(4:1〜2:1)が理想とされる。

 

 

総カロリーの20〜30%を脂質から摂るのが一般的です。(目的によります)

 

 

■ まとめ

 

 

脂質は悪者ではなく、摂り方次第で健康にもダイエットにもプラスになる栄養素です。

 

 

特に、体内で作れない必須脂肪酸は、意識して食事に取り入れたいところです。

 

 

健康的な脂質の選び方を知り、日々の食生活に活かしていきましょう。

 

 

agu_NEXT(アグネクスト)のパーソナルでは食事指導も行ってます。

 

 

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